子供を本好きにさせる方法。読書したくなる「環境」「しかけ」の作り方。
このブログでは、子育てに関する本をたくさん読んで、私が気になった子育て情報をメモしていきます。毎日、お昼12時に更新。
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【今日からすぐできること】
【1】子供にやらせたいことがあったら...
① 「やりなさい!」と言わない(そんなことを言ったら、子供はイヤがるだけ)
② やりたくなる「環境」「しかけ」を大人がつくってあげる
【2】子供を本好きにさせたかったら...
① 家に本棚を置き、いつでも本を手に取れる状態にする
(我が家の場合、キッチンに絵本棚を置いたことで、私が料理中に子供が絵本を読むようになった。)
② 親が楽しそうに本を読み、「読書って楽しいんだろうなぁ」と子供に思わせる
③ 本屋さんや図書館に頻繁に連れて行く
④ どんどん新しい本を与え、1冊の本に興味を持たなくても、次々と違う本を読むことにチャレンジさせる
⑤ 読む本を親が強制しないで、子供が読みたい本を自由に選ばせる
以下、詳細。
今日とりあげる記事を書いているのは、『ヨコミネ式』保育園の理事長として有名な横峯吉文さん。本屋さんの子育て本コーナーに行くと、この『ヨコミネ式』と書かれている表紙の本をよく目にします。プロゴルファーの横峯さくらさんの伯父さんなんですね。知らなかった。
2才で漢字を覚えたり、入学までに2千冊の本を読んでしまうなんて、うちの園では当たり前のことです。子どもに「やりなさい!」と言ってやらせているわけではありませんよ。そんなことをしたら、子どもはイヤがるだけです。何をするか。それは、やりたくなる環境をつくってあげるということです。幼児期は、環境に順応しやすい時期ですから、大人がちゃんと「しかけ」をつくることが大事なんです。
育脳Comoキッズ ―3~6才は育脳黄金期!入学前に絶対しておきたい5つのこと (主婦の友生活シリーズ)より引用
"大人がちゃんと「しかけ」をつくってあげれば、子どもはやりたくなる。"
このことを、すごく実感した出来事があります。
先日、子どもの絵本の収納場所を変えたんです。そしたら、子どもが自分で絵本を手に取って、自分で読み進めるようになった!
今までは「読んで〜」ばかりだったのに、ちょっと絵本の場所を変えるだけで、自分で読むようになるなんて....と私は驚いています。
具体的に言うと、今までは絵本棚を子ども部屋に置いてたんですね。その絵本棚を、キッチンの近くの壁際に移動したんです。そしたら....私が料理中にひとりで勝手に絵本を読んでる!!!
これまでは、私が料理中の時、私の足元にくっついてるだけだったり、キッチンにあるものをガサゴソいたずらしてるだけでした。ママが料理中は寂しくて、ひとりで子ども部屋に行けない。だけど、キッチンに絵本があったら、ママの横で絵本を読みながら待っていられる、というわけなんでしょうか〜?
そして、絵本は分散して置くことにしました。キッチンの他にもう一つの収納場所は布団を敷く部屋の枕元あたり。子どもが寝転がったら、ちょうど目の前に本が並んでいる状態。なので、寝る前に「これ読んで〜」となります。
将来的には、こんな図書コーナーを家に作るのが目標です。
↓この記事にあるものです。sclo.hatenablog.com
ちなみに私は大の本好き。本中毒。本がないと生きていけません。NO BOOK NO LIFE(笑)
私がなんでこんなに本好きになったかというと、私の両親がともに大の本好きだからだと思います。いつも両親それぞれが本を読んでいる状態...。家の中に本棚があちこちにありました。ひと部屋にひとつ本棚があった。その上、書庫まであって、壁一面にぎっしり本。よく夫婦で「あの本が面白かった」だの「これ読んだ?」だの、本に関する話題で盛り上がってました。
一方、私と妹は...。小さい頃不思議だったのですが、おもちゃはなかなか買ってもらえなかったのに、親が本だけはポンポン買ってくれるんです。なので、児童書や絵本、それから漫画。私と妹の本棚もぎっしりでした。でも、私も妹も漫画ばっかり読んでました(笑)。
親とどこかに出かけると、必ず本屋に寄ることになり、「欲しい本があったら持ってきて」と言われました。そして、本を買った後は、喫茶店で買ったばかりの本を読む...。休日はそればかりでした。
今、私も妹も大人になり、母となりました。先日妹と話していて、わかったことがあります。何でうちの親はあんなに本を買ってくれたのか?その答えは...「親が、自分の本を読む時間を作りたかったから!子どもに本を与えて読ませておけば、自分の時間が作れる...ってこと!」
だって、うちの親は全然読み聞かせをしてくれなかったんです。私と妹に本を与えるだけで、後は親が自分の本を読んでいる。だから、私も妹も本の読み方が全然わからず、漫画の方がいいや〜となっちゃいました。
でも、私は高校生の頃から、漫画よりも小説が好きになりました。妹の方はずっと漫画好きだったけれど、今は小説も読んでいるみたい。
(追記:この記事を読んで妹から連絡があって、「私は中学生の頃から漫画より本をたくさん読んでた!」と怒られました...笑。妹が言うには、「私たち姉妹の小学生時代を考えると、明らかに他の小学生より本を読んでた。」だそうです。確かに、漫画も読んでたけれど、それと同じくらい本も読んでいた。私たち姉妹が小学生時代に憧れていたのは「赤毛のアン」だったし、「こまったさんシリーズ」を読んで料理に挑戦したりもしていた。家にぎっしり並んでる児童書や世界の文学みたいのは全部一応読んでいたし。そう考えると、やっぱり、幼い頃から読書が身についていたのかもしれない。)
...ということで、長くなっちゃいましたが、子どもが本好きになる理由は、親の影響が大きいのかな?と思っています。でも、もし私が親に「本を読みなさい!もっと読まないとだめ!」なんて強制されていたら、逆に読書が嫌いになっていた気がします。うちの親は、「これを読みなさい!」と読む本を強制してくることもありませんでした。
おととい、「子どもには読み聞かせをすること!」という記事を書きました。sclo-a.hatenablog.com
私の経験から言うと、「読み聞かせ」は子どもが本好きになるかどうかには関係ありません。私は「読み聞かせ」てもらわずに育ちましたが、本好きになりました。
(「読み聞かせ」の効果は、先日の記事にもあったように、「聞いて、イメージして、それについて話す」という勉強のもっとも初歩的な力を付けることにあると思います。
)
私が思うに、私が本を好きになった理由は...
- 家のあちらこちらに本があったから、いつでも本を手に取れる状態にあった
- 親が楽しそうに本を読んでたから、「読書って楽しんだろうなぁ」と思い込んでいた
- 本屋さんや図書館にしょっちゅう行かせてもらった
- 親が本だけはポンポン買ってくれたから、新しい本を読むことに次々とチャレンジできた
- 読む本を強制されるのではなく、自由に選ばせてもらえた
...ということで、私はこれからも子どもの前で読書を楽しみ、子どもと一緒に本屋さんや図書館に行き、子どもに「読み聞かせ」をしてあげようと思います(*^^*)
昨日読み聞かせた絵本
- 作者: にしまきかやこ
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- 作者: なかえよしを,上野紀子
- 出版社/メーカー: ポプラ社
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明日も本から気になる子育て情報をメモしていきます。
読んだ本
育脳Comoキッズ ―3~6才は育脳黄金期!入学前に絶対しておきたい5つのこと (主婦の友生活シリーズ)
- 作者: 主婦の友社
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2014/10/02
- メディア: ムック
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