子どもの「できる力」が存分に伸びていく環境のつくり方
今日も、雑誌の中で見つけた、気になる子育て情報をメモしていきます。
【今日からすぐできること】
子どもの「できる力」が存分に伸びていく環境を作る。具体的には...
【1】「こうしなさい」と言うより、「どうしたらいいと思う?」と質問しながら、手助けする
【2】意識して会話を増やし、子どもに選択する機会を与える
例えば、歯ブラシ1本を買うときも、「赤と青、どっちがいい?」と聞く。子どもは子どもなりに考えるようになる。
【3】お手伝いをしたがったら、面倒くさがらずに一緒にやる
例えば、子どもと一緒にパンやクッキーを焼く。粉だらけになるので、下にシートを敷くなど、ママは工夫して。
以下、詳細。
【1】「こうしなさい」と言うより、「どうしたらいいと思う?」と質問しながら、手助けする
子どもにはできないことがたくさんあるので、その「できない」をいかにうまくやってあげるかということが大切です。コーチングの考え方でいうと、いわゆる"ヘルプ"の時期ですね。
(中略)
そもそもコーチングとは、基本的に相手を「できる人」ととらえ、そのできる力が存分に伸びていく環境をつくること。子育ての現場だと、子どもに「こうしなさい」と言うより、「どうしたらいいと思う?」と質問しながら、子ども自身が自分の力を伸ばしていくのを助けます。
育脳Baby-mo 0~3才の可能性を引き出す7つのこと (主婦の友生活シリーズ)より引用
あれしなさい!これしなさい!と上から命令するのではなく、
「こういう時は、どうしたらいいと思う?」と質問する。
子どもに、自分の頭で、考えさせる。
「考える力」って大事ですよね。
子どもの頃から少しずつ訓練していかないと、この「考える力」は身に付かないと思います。
これ、前にどこかで似たようなことを書いたなぁと思ったら、↓の記事で書いてました。
「大人になっても勉強するなんてみっともないことはやめなさい」という記事に感銘を受けました - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
【2】意識して会話を増やし、子どもに選択する機会を与える
2才ごろから、だんだんと自我が芽生え、「自分で!」「イヤイヤ」が増えてきます。話すこともじょうずになりますから、この時期は意識して会話を増やしましょう。話しかけるときも、ひと工夫したいもの。たとえば、歯ブラシ1本を買うときも、「赤と青、どっちがいい?」と聞いてあげる。そうすると、子どもは子どもなりに考えます。そのような選択は小さいころからさせてあげたほうがいいですね。2才にもなれば、自分の意思をはっきり伝えられるので、そういう会話もできるはずです。
育脳Baby-mo 0~3才の可能性を引き出す7つのこと (主婦の友生活シリーズ)より引用
私が「考える力」と同じくらい大切だと思っているのが、この「選択する力」です。
人生って、選択の繰り返しですよね。
選択ってすごく難しくありませんか。
自分の「好き」を見極めて、選択する。
たくさんの選択肢から、自分にとって一番大切だと思うものを見抜く。
選択した後は、後悔しないで、前に進む。
これって大人の私たちにとっても難しいですよね。
だからこそ。
子どもには小さいうちから「選択の機会」をたくさん与え、「選択の経験」をたくさんしてもらいたい、と思います。
(そして、小さいうちに「選択の失敗」もたくさん経験しておいてほしいな。)
(たくさん並ぶ歯ブラシの中から、自分が「好き」だと思うものを1本選ぶ、というのも立派な選択ですね!)
【3】お手伝いをしたがったら、面倒くさがらずに一緒にやる
それから、このぐらいの年齢になると、親のまねをしてお手伝いをしたがります。正直やってもらわないほうが親としてはラクですが(笑)、めんどうくさがらずに、いっしょにやることです。私も、娘が小さかったころは、いっしょにパンやクッキーを焼いたりしました。やっているうちに粉だらけになるので、下にシートを敷いてね。そのへんはママの工夫も必要です。
子どもにとって、そういう生活シーンにおける体験が多ければ多いほど、自分はこれが好きとか、これは好きじゃないということに自分で気づきます。体験がないと、それさえもわからないままです。やりたがることはできるだけやらせてあげてほしいと思います。
育脳Baby-mo 0~3才の可能性を引き出す7つのこと (主婦の友生活シリーズ)より引用
"お手伝いをしたがったら、面倒くさがらずに一緒にやる"
これ、難しいですよね〜、私できてません〜(^^;
自分でも「やらせてあげないとなぁ」と思ってるのですが...
うちの場合、お姉ちゃんがすごく料理を手伝いたがるんです。
で、考えて...
最近は↓の3つはお願いすることにしました。
- 玉ねぎの皮むき
- 炊飯器にお米を入れて、スイッチを押す
- スプーンやおはし、ランチョンマットを家族分テーブルにセットする
この3つは子どもにやらせても、結構上手くやるんでオススメです!(^0^)
明日もこの本から気になる子育て情報をメモしていきます。
読んだ本
育脳Baby-mo 0~3才の可能性を引き出す7つのこと (主婦の友生活シリーズ)
- 作者: 主婦の友社
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2015/02/12
- メディア: ムック
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